地区社協と市社協

地区社協と市社協について

◆地区社協って何?
市社会福祉協議会(市社協)とともに、「福祉のまちづくり」を進める目的で、おおむね小学校区ごとに結成された民間の自主的な団体(任意団体)です。奈良市では、市内全域46地区で結成されています。

◆地区社協の構成
地区社協は、地域内の福祉関係団体等を中心とした、さまざまな分野の団体や住民により構成されています。また、地区社協は地域づくりに関心がある人、何か地域の役に立ちたいと思っている人等、誰でも気軽に参加できます。

◆地区社協の構成員
住民組織(婦人会・子ども会・少年指導協議会・PTA・保護者会等)
民生委員・児童委員
当事者組織(万年青年クラブ・障害者(児)団体等)
自治連合会・自治会
地区ボランティアグループ
教育分野機関(学校、幼稚園等)
関係機関(医療機関・社会福祉施設・地域包括支援センター等)
その他 地域づくりに関心のある人(福祉推進員・個人ボランティア)

◆地区社協と市社協の関係性は?
地区社協と一緒に「福祉のまちづくり」を進めるパートナーとして市社協があります。組織の性格や対象地域、取り組み等にそれぞれの特徴があり、市社協には、地域づくりを進めるための専門職が配置されています。

◆地区社会福祉協議会
性格…法的な位置づけはない福祉推進の自主組織
対象地域…おおむね小学校区(市内全域に46地区)
取り組み…住民互助活動の取り組み(つながり、見守り、支え合いを目的とした住民の助け合いによる福祉活動の取り組み等)
運営財源…共同募金配分金、助成金、会費、寄付金等

◆市社会福祉協議会
性格…社会福祉法に位置づけられた社会福祉法人
対象地域…市域全体
取り組み…福祉コミュニティづくり(地域活動支援や相談支援、ボランティア養成、生活支援の事業、指定管理事業等)
運営財源…公費補助、会費、寄付金(善意銀行)、事業収入、委託事業・指定管理事業収入等